三重大学医学部附属病院 鈴木 圭 先生

「挑戦と感動」

初期臨床研修医の皆さん。皆さんは、現場で医師としてキャリアを積み、まさにこれから無限の空に大きく羽ばたこうとしています。この時期が一番将来について悩む頃でしょう。
僕の研修医の頃(10年を一昔とすると、もうすぐ二昔前になってしまうほど時間が経ってしまいました)を振り返ると、たくさん経験を積んで、技術を磨き、知識を増やすんだという一番気概に満ちた時期でした。多分、今皆さんも同じような気持ちで日々過ごされていることでしょう。
「経験」・「技術」・「知識」は医師にとって大切な要素であることには違いなく、これらの能力が飛び抜けて高い超人もごく稀にいます。しかし、当時は気づきませんでしたが、この3要素は遅かれ早かれ、程度の差こそあれ次第に身についてくるんですね。むしろ、初期研修の場は多くの医師にとって、初めて社会人として世に出るところですから、この3要素以上に、「人柄」を磨き、「人脈」の構築に腐心してほしいと思います。つまり、優秀な医者になる素地として、まず、感じのいい医者になってほしいのです。
医学は、極めて不安定な自然科学の一分野です。だからこそやり甲斐があり、そこに飽くなき挑戦と感動が生まれます。皆さんはそんな素晴らしい世界に飛び込んできたわけです。是非、ともに挑戦し、感動を共有しましょう。三重県は、優秀な医者も、感じのいい医者も、たぶん、多いですし、そんな場所を提供できるところもたくさんありますよ。

https://www.hosp.mie-u.ac.jp/section/shinryo/kansenshonaika/staff/

事務局より
人柄と人脈・・・
・・・
春の日差しのように
ふんわりと、心にしみるメッセージですね。。
三重の宝、世界の鈴木先生です。