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MMCメルマガvol.4指導医バトンリレー


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【大好評新企画★指導医バトンリレー】
 山本総合病院 外科 久留宮隆先生より皆さんへメッセージ(後篇)
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  さて、三重県内の基幹型病院で研修に携わっていらっしゃる先生方にリレー
方式で語っていただくこのコーナー!

 今回の走者は前回に引き続き、山本総合病院外科医師で「国境なき医師団」
の活動もされている久留宮隆先生です。
 「医師にとっての成功とは?」「先生が大切と考える思いとは?」・・・
気になる後篇をどうぞ!
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 (前篇の続き)・・・そんな私でも、その後は先輩達の指導のおかげで、ど
うにかこうにか、技術や知識を身につけ、少しはまともな医者になる事ができ
た (?) ・・・ような気がする。

 私が思うに、成功できる人とできない人ではその違いはあまり大差がないよ
うに思う。決して成功できる人ができない人より、能力が高いとか、運がいい
とかいうのではないようだ。
 
 その差は何かというと、成功する人はしない人より何度もチャレンジしてい
る・・というだけの事である。初めから何でもできる人はいない。誰でも最初
はやろうと思っても思い通りにならないのが当たり前である。それができない
うちにあきらめてしまえば、成功はできない。しかし、何度失敗しても何度も
トライして最後にできるようになれば、これが成功できた人という事なのであ
る。

 現状に満足すればそこから進歩する事はない。その現状に満足できずに何と
かもう少しよくなりたい・・なんとかこういった事ができないか?といった自
問自答を繰り返す人間だけが変化することができるのである。

 私も医者になって20年以上経ってから医局を飛び出すとは思ってもみなかっ
た。私がもしもその状況に甘んじていれば「国境なき医師団」としての現在の
私はいなかったはずである。それが正解だったのか間違いだったのかは今でも
分からないが、それでも自分は満足しながら仕事を続けられている。

 若い人たちには「輝かしい未来」がある。しかし、それを輝かしいものにす
るかどうかはあなた方次第である。自分自身にチャレンジする事をあきらめて
しまえば、その未来はそこでおしまいだ。
 
 確かに自分の夢を見る事のできる人は素晴らしい。しかし、その夢は決して
一時的なものであってはならない。それをいつまでも現実化し得るものとして、
頑固に持ち続けることのできる人こそが、夢を実現する事のできる人なのであ
る。

 医師になって、研修医として、頑張ろうという気持ちは大切かもしれない。
競争意識は時にそれが良い方向に向けば、いい結果を残すかもしれない。しか
し、まわりの人間を全て競争相手と思う事は人を間違った方向へ誘導する可能
性がある。自分たちがしようとしている事は競争ではない。如何に良い医師に
なる事ができるかというチャレンジである。
 
 周りは関係ない。自分がどのようになれるかが大事だ。それなら、自分自身
を見つめて、患者さんとの関係を大切にして、少しずつ努力していければいい。
あせる必要はない。時間は充分にあるのだから。

 三重県は田舎だ。気候も悪くない。特に南のほうや山のほうに行くと妙に人
の暖かみを感じる事ができる。医療過疎という大変な状況の中で人と人とのコ
ミュニケーションを感じる事のできる機会が多いのも確かだ。アフリカや東南
アジアにおける患者さんとの交流に心を洗われた経験と妙に重なるところがあ
る。

 医療は医学とは違う。人と人とのつながりが大事だ。その基礎として技術や
知識はもちろん大事に決まっている。しかし医療で一番大事なのは患者さんが
納得し、感謝されうる行いをする事ではないか?

 当たり前だが患者は人形ではない。そこに心がなければ医療は成り立たない。
そういった意味でもイギリスの医師たちが広めたnarrative based medicineは
これからの世界の医療の核心を示すものかもしれない。

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 久留宮先生、情熱あふれるメッセージをありがとうございました!
 読者の皆様どうぞこのコーナーへの感想をお寄せください☆
 http://enq-maker.com/8MOvGGo

 



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