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【新コーナー★女性医師のキャリアパス】三重大学附属病院の大西先生より
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先日医学部6年生のT様から「結婚後も、医師を続けたいと考えております。
女医の方に質問があります。どのような理由で、専門の科を決められたか、是
非教えて頂けないでしょうか。」との質問をいただきました。
これをきっかけに、新たにこのコーナーが誕生しました。
三重県でご活躍中の女性医師の先生にスポットを当て、診療科を決めるにあ
たっての経緯や職場環境等について語っていただきます(不定期)。
初回は、三重大学医学部附属病院 糖尿病内分泌内科の大西悠紀先生にお話
を伺いました。
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三重大学の糖尿病内分泌内科に勤務している6年目です。
主人は、同じ大学(他県)の1つ上の先輩でした。三重県出身で、私が6年生
の時に三重県に戻り、三重大で初期研修を始めました。
私は三重県出身ではなく、悩みましたが、6年時に、三重県で働く医師夫婦
の方と話す機会があり、将来結婚して、いずれ三重県に行くのであれば、三重
県の病院の特徴や科をじっくり選ぶためにもと思い、三重大学で初期研修をし
ました。結婚は2年目の研修医終了後にしました。
@どうして現在の診療科を選択したのか?
もともと漠然と内科にしようとは決めていましたが、2年間の研修をしている
うちに、今の糖尿病内分泌内科に興味をもちました。当科は先輩にも、子供の
いる女医さんもいたため、入局する前から話を聞く機会があったので、ここで
あれば、続けていけると思いました。当科は、糖尿病だけでなく、甲状腺など
の内分泌疾患もあり、とても面白い分野です。若手も多く、わきあいあいとし
ていて働きやすい環境です。
A女性医師特有の問題(結婚・育児)についてどう考えるか?
医師という仕事自体が大変であり、家庭と完璧に両立するのは周りの協力なし
には絶対無理だと思います。結婚、妊娠、出産の年齢が、医師としてこれから
という時期にかさなってしまうのですが、どちらかを諦めるのはもったいない
と思います。
まだ女性医師に対しての環境整備は整っていないと思いますし、各施設間で異
なります。子供のいる女性医師といっても、自分や子供の体調、科の特性、周
囲の環境も異なり、(実家が近い、同居している、核家族)統一のシステムを
つくることは難しいので、自分の出来るペースで続けて欲しいと思います。
B現在の女性医師を取り巻く環境についてどう思い、また解決すべき点は?
当科では子供のいる女医さんが、数人いますが、週一回だけ外来をする
先生や、私のように平日病棟勤務、外来をする場合もあります。
私は出産したのが4年目だったので、まだ病棟で上級医から学びたいことも多
かったため、病棟復帰をしました。当直を免除していただいたり、外勤先を近
くにして頂いたりと、配慮していただけたのは大変感謝しています。
周囲の環境を変えるというのは難しいので、その環境に自分が入れるように上
司と相談して少しずつ慣れていけばいいかと思います。実際やってみないと解
らないこともありますし、続ける事が重要なのかと思っています。
私は3、4年目に山田赤十字病院で勤務しました。当時、内科の女性医師は私1
人でしたが、3年目で妊娠した時は周りの男性医師や看護師さんがとても協力
的で、勤務方法も一緒に考えてくれました。出産1ヵ月前まで勤務できたのも
周りの協力があったからこそで、とても感謝しています。
C産後の職場復帰に関して、どのような支援があれば良いか?
出産後は女性医師のフォーラムに参加し、産後の復帰について考えました。
実家が他県であり、両親の援助が難しかったため、サポートセンター、病児保
育など使えるサービスを調べました。産休中に悩むことが多いので、産休中に
相談出来る窓口があったらいいなと思います。
今は三重大学病院の附属保育園(さつき保育園)に子供を預けています。
子供が小さいうちはすぐに発熱し、保育園から呼ばれることが多いです。外来
中に呼ばれることは少なかったのですが、大学の保育園に病児保育が併設して
もらえたら助かると思います。
病棟にいますので、何か相談があれば、是非声をかけてくださいね。
H17年卒 三重大学医学部附属病院 糖尿病内分泌内科 大西悠紀
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大西先生、ご回答ありがとうございました!