━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.10━2010/11/1━
医学生・研修医の皆さんのためのMMCメールマガジン ★vol.10★
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┃目次∥◎ごあいさつ ∥
┃ ∥◎地域医療についての考察∥紀和診療所 刀根幸夫先生より
┃ ∥◎女性医師のキャリアパス ∥三重大学医学部附属病院 坂本正子先生
┃ ∥◎11月のセミナー案内 ∥11/17(水)&11/22(月)
┃ ∥◎編集後記 ∥
┃ ∥発行:NPO法人MMC卒後臨床研修センター
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【ごあいさつ】
こんにちは!NPO法人MMC卒後臨床研修センターのカナダです。
さて、10月28日(木)にH22年度医師臨床研修マッチング結果が発表されま
したね。見事、意中の病院に決定した方や、残念な思いをされた方など様々
な方がいらっしゃるかと思いますが、MMCはいつでも医学生・研修医の皆
様を全力でサポートしております!引き続き2次募集についての情報もホー
ムページ等でアップしていく予定ですので、何かわからないことがございま
したら、ぜひお気軽にご連絡くださいね!
それでは、MMCメールマガジン(vol.10)スタートです!
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※このメールは、MMC学生会員・レジデント会員の皆さんにお送りしてお
ります。住所変更、アドレス変更などされた方は速やかにご連絡下さい。
E-mail:jimukyoku@mmc-center.com
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【疑問氷解コーナー】の質問を募集しています♪
「○○について教えて」「この手技のコツは?」など日々研修や学業をされ
ていく中で、ふとした疑問や質問をお持ちのあなた★専門の先生に回答して
いただけるチャンスです!
「ちょっと聞いてみよう♪」というノリで、ぜひお気軽にお寄せください。
質問が採用された方には図書カード3000円分を贈呈させていただきます♪
■質問をメール→ jimukyoku@mmc-center.com
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【地域医療についての考察】紀和診療所所長の刀根幸夫先生より皆様へ
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地域医療に携わる先生方に日頃の診療を通じて感じることを語っていただく
新企画♪第1回は、紀和診療所所長の刀根幸夫先生にご登場いただきます!
それでは、よろしくお願いいたします。
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初めまして、熊野市立紀和診療所長、刀根幸夫と申します。紀和町と言って
もピンと来ないと思いますが、三重・奈良・和歌山県境に位置する町で、へ
き地診療所に勤務しております。
さて小職ですが、私立高田高校→自治医大の出身で、MMC事務局長の松本和
隆先生とは研修医時代の同期に当たります。
今回、松本先生から地域医療に関する話題提供をとのことですが、残念なが
ら今も "地域医療とは何ぞや? "という問い掛けに対する答えは持ってはお
りません。しかし、自治医大を卒業後、県立病院、市中病院、大学病院、果
ては三重県へき地医療専任担当官という県庁の職員、そして現在のようなへ
き地診療所へと赴任し、仕事としてはどこでも医療をやってきたわけなので
すが、初めて自分のスタイルに合った医療を実践していると実感したのは今
のような診療所での医療だったのだ、と身を持って痛感しております。何が
そう感じさせているのかを文章で表現するのは非常に難しいところですが、
当院の特色でもあるへき地巡回診療や訪問診療を通じ、地元住民の心に触れ
温かい住民性に囲まれて、ストレスなく仕事が出来ているからということで
しょうか。
大学病院で最先端の医療をしている時も充実感はありました。しかし大学病
院では "患者を診る"というよりは"病気を診ているだけ"という感じがして
しまいましたし、大学病院でないと診られない疾患は市中にはそれほどあふ
れているわけではありません。もちろん専門医がいなければならないのは当
然ですが、どの市中病院にも各科の専門医がいてということは現実的に不可
能なのです。日本の医療は医師も患者もまだまだ専門医志向であることは周
知の事実ですが、ここにも今の医師不足の一因があるわけで、Common
diseaseに対処できる一般内科医が多いほど医師不足を解消することができ
るのではないでしょうか?
そういったこともあり、来年、津市香良洲町という田舎町で一般内科を開業
するということとなりました。30歳半ばにして開業というのは一抹の不安も
ありますが、実は今、診療所でやっていることをそのまま、その場所で行う
だけのことで、言うならば中身の医療は今と変わりなく同じなのです。この
ようなことで将来、開業を考えている人にとってもへき地の診療所で医療を
することは間違いなくプラスになり、大きな経験になると思います。
さて病院と違い、診療所で患者を診るということは医療資源も限られており、
不安だとか怖いと思う場面にも少なからず遭遇します。しかし、検査機器の
少ない診療所で患者を診るということは、"ヒントの少ない中で患者さんと
いうクイズを解く"のと同じで、検査機器も限られている中、聴診器1本だ
けで患者さんが快方に至ればうれしいですよね。それを実現するために、お
のずと問診、身体所見を丁寧にとるよう心がけますしね。
最後に、当院に実習に来る学生、研修医には、常々言っていることなのです
が、いろいろな地域で働くことが大事だと思います。一つの地域で医師をや
ると考え方も限定されてしまいますし、患者を癒す方策、治療法(武器)は
いろいろ持っている方がいいですよね。地域(医局)によって治療法が変わ
る事もありますし、いろいろなやり方を身につければ、そこからいいものだ
けをチョイスすることができます。そういった意味で、いろいろな医療機関、
地域、できれば県をまたいで働くことで、自分のスタイルに合った医療が見
つかっていくのではないでしょうか。
(1999.3卒業 紀和診療所 刀根幸夫)
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刀根先生、原稿をありがとうございました!以下、MMC事務局長の松本か
らのコメントです★★★
MMCの松本です。紀和でのお勤め大変ご苦労さまでした。ご開業後もます
ますご活躍されることと推察いたしますが、またMMC事業にもご協力戴き
ますよう宜しくお願い申し上げます。
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【女性医師のキャリアパス】三重大学医学部附属病院 坂本正子先生
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三重県でご活躍中の女性医師の先生にスポットを当て、診療科を決めるにあ
たっての経緯や職場環境等について語っていただく本企画。
今回、ご登場いただくのは三重大学医学部附属病院糖尿病内分泌内科の坂本
正子先生です。診療科を選択した理由や現在の職場の環境について、お話を
伺いました。それでは、どうぞ!
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三重大学糖尿病内分泌内科の坂本正子です。
医学部に入学する女性の割合が増えて、女医の割合が増えてきました。医師
になったばかりの3年目の私ですが、女医にとっての職場環境はここ数年で
かなり変化があったと言われます。以前は多かったとされる結婚や出産を契
機に仕事をやめてしまうことが、喜ばしいことに同級生にまだ一人も聞きま
せん。女医の仕事継続は医療業界で関心のもたれているトピックスの一つで
はないでしょうか。少しでも多くの女医が医療を一生続けることが期待され
る中、私の話もどなたかの役にたつと嬉しいと思い書かせて頂きます。
①どうして現在の診療科を選択したのか?
科を選ぶということは、私にとってとても悩ましいことでした。中には始め
から決まっているという方もみえますが、私には難解な選択でした。外科系
か内科系かくらいは決まっていることが多いですが、私はそれすら悩みまし
た。研修1年目で最も興味をもったのは形成外科でした。縫うことが楽しか
った私は顕微鏡を使った指導医の手術に大変惹かれました。ただ三重県には
形成外科学講座がなかったため諦めかけていた頃に、糖尿病内分泌内科を研
修しました。
私はそれまでの研修医生活で瞬発力を求められる分野よりも、ゆっくり取り
組む方が向いていると感じており、また内分泌内科は病態が明確なことが多
く、答えが一つであることが多いというのも私に合っていました。そして当
科を選んだ最終的な後押しは、科の穏やかな雰囲気でした。当科の空気の良
さは突出した魅力だと感じます。
②女性医師特有の問題(結婚・育児)についてどう考えるか?
私は学生の頃から付き合っていた今の主人と研修2年目の終りに結婚しまし
た。もともと結婚を考えていたので、科を選ぶ時や、研修先を考える時に、
主人の職場との距離や家庭との両立ができる環境かどうかは重要な要素でし
た。医師によって仕事と家庭のウェイトはかなりばらつきがあると思います
が、私は家庭の優先順位が高い方だと思います。
③現在の女性医師を取り巻く環境についてどう思い、また解決すべき点は?
まだまだ科によって異なるというのが現状だと感じます。当科はかなり配慮
してくれているため大変有難いことだと感じますが、一方で男性医師に負担
がかかっていることも事実であり、そのあたりの対策も必要であると感じま
す。
④産後の職場復帰に関して、どのような支援があれば良いか?
夜間や病児保育体制を整えて頂きたいと思います。また、看護師を含め医療
従事者を妻とする医師が多い中、男性医師も積極的に育児に携われる職場理
解が医療界にも必要だと感じます。
(2008.3 卒業 三重大学医学部附属病院 糖尿病内分泌内科 坂本正子)
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坂本先生、詳しくレポートしてくださり、本当にありがとうございました。
女子医学生・研修医の皆様からのご意見・ご感想をお待ちしております!
Emailはこちら→ jimukyoku@mmc-center.com
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【11月のセミナー案内】皆様、ぜひ奮ってご参加ください♪
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■11/17(水)平成22年度女子医学生・研修医等をサポートするための会
日時 11月17日(水)15:00-18:00
場所 三重大学医学部臨床講義棟 臨床第二講義室
対象 三重大学医学部附属病院研修医、医学部学生、MMC研修医
プログラム
司会 三重大学医学部医学・看護学教育センター 堀浩樹先生
挨拶 三重県医師会理事 齋藤洋一先生
三重大学医学部附属病院長 竹田寛先生
第一部 講演/司会 三重県医師会理事 冨本秀和先生
第二部 ワークショップ「異なる立場から"女性医師のキャリア"を考える
」/司会 三重県医師会理事 冨本秀和先生
詳細はこちら→ http://www.mmc-center.com/2010/10/111722.html
■11/22(月)18:30~ 放射線治療セミナー
ここ数年、放射線治療の進歩により、がん治療における放射線治療の役割は
大きく変わってきています。三重県内各施設においても治療装置の更新がす
すんでおり、大学病院でも先日、高精度放射線治療装置が稼動を始めました。
これを機に、これからの医療を担う研修医のみなさんを対象に、わかりやす
い放射線治療のセミナーを行うことになりました。是非、セミナーに参加し
て、放射線治療の進歩を実感して下さい。
名称:放射線治療セミナー
日時:平成22年11月22日(月)18:30~
場所:津都ホテル
参加費:無料
内容:
特別講演 「最近の放射線治療の進歩 -陽子線治療を中心に-」
南東北がん陽子線治療センター センター長 不破信和先生
セミナー終了後、情報交換会を予定しています。
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【編集後記】
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さて、お届けいたしましたメールマガジンvol.10はいかがでしたか?
MMCは診療科や病院間の垣根を超えて皆さんの臨床研修をバックアップし
更には地域医療を充実させていく事を主な目的としたNPO法人です。皆さ
んの大学生活や研修生活がより豊かで充実したものになるように当センター
は全力でサポートさせていただきたいと考えております。
そのためには皆さんからの声がとても大事な資源となりますので、ぜひお気
軽にご意見・ご質問をお寄せ下さいね!
また、皆さんに喜んでいただけるさらなるコンテンツの充実を目指して、日
々努力してまいりますので、ぜひ今後ともご愛読のほどよろしくお願いいた
します(またMMCホームページも覗いてみてくださいね。)
それでは次号、11月16日発行のメルマガvol.11でお会いしましょう!
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■MMC学生会員・レジデント会員募集中!
まだ登録されていないご友人がいらっしゃいましたらご紹介ください!
三重県外の医学生・研修医の方も大歓迎です。
■MMCの資料を請求してみませんか?(無料でお送りします!)
詳細はこちら→ http://www.mmc-center.com/feedback/
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* 発行人: NPO法人MMC卒後臨床研修センター
(理事長:竹田寛 実行委員長:松本和隆)
* MMCのサイト:http://www.mmc-center.com/
* E-mail:jimukyoku@mmc-center.com
* ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。
ただし、無断転載は厳禁です。出所を必ず明記してくださいね。
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